1. HOME
  2. ブログ
  3. 健口家族情報
  4. 成分に注目!自分に適したマウスウォッシュを選ぶヒント

健口家族情報

家族の口内環境を整えるための情報をお伝えします。

健口家族情報

成分に注目!自分に適したマウスウォッシュを選ぶヒント

きちんと歯磨きはしているけれど、口の中の渇きやネバつきが気になる・・・という方は意外に少なくありません。また、マスク生活によって口呼吸が増えてしまいお口の乾燥を誘発している・乾燥による細菌の繁殖が口臭の一因となっている場合もあります。そんな時ぜひ活用して頂きたいのが、マウスウォッシュです。「口の中がピリピリして痛い」「辛くて苦手」「成分が安全なのか気になる…」「体に悪いイメージが…」と感じている方も多いかもしれません。

しかし、実はマウスウォッシュにもいろいろなタイプがあります。きちんと目的に合わせて選べば、簡単に理想的な口腔ケアが叶うかもしれません。今回はそんなマウスウォッシュを選ぶヒントをご紹介します。

目次
■ ピリピリと刺激があるマウスウォッシュって危険?
■ ノンアルコールのマウスウォッシュにもメリットってあるの?

ピリピリと刺激があるマウスウォッシュって危険?

殺菌のためによく使用され、ピリピリの原因となっているのが、アルコールクロルヘキシジンCPC(塩化セチルピリジニウム)といった成分です。このような成分を含んだマウスウォッシュは殺菌において即効力がありますので、雑菌の繁殖によるトラブルをケアしたい時に選択すると良いでしょう。しかし用法・用量を超え使いすぎてしまうと、逆にお口が渇く可能性もありますので、注意してください。アルコールアレルギーの方や、ピリピリするマウスウォッシュが苦手な方、お口の渇きを感じている方、身体にやさしいものを選びたい方は、上記の成分を使用していない、ノンアルコール・殺菌剤無添加・低刺激タイプの製品を選びましょう。

 

ノンアルコールのマウスウォッシュにもメリットってあるの?

アルコールや殺菌剤を配合しないことで、その分効果が弱まるのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。殺菌剤を使わなくても、「保湿」を重視したマウスウォッシュで「口内の細菌バランスを整える」ことで、効果的な口腔ケアが可能です。

本来、私たちの口内では唾液の持つ自浄作用と抗菌作用により 、善玉菌と悪玉菌がうまくバランスを取りながら共生し健康を保っています。しかし、お口の乾燥によってそのバランスが崩れ、悪玉菌が活性・増殖すると、虫歯・歯周病・口臭などの口内トラブルを引き起こしてしまいます。

それを防ぐためには「保湿」を重視したマウスウォッシュを活用し、口内を常に潤った状態にしておくことが大切です。殺菌剤によって悪玉菌を死滅させるという方法もありますが、これでは善玉菌まで死んでしまいます。必要な善玉菌を残して不要な悪玉菌は増やさない…これが、お口の健康を守る重要なポイントなのです。

自分に適したマウスウォッシュを選ぶヒント まとめ

■ 雑菌の繁殖によるトラブルをケアしたい時はアルコールやクロルヘキシジン、CPC配合の製品を

■ アルコールアレルギーの方や、ピリピリするマウスウォッシュが苦手な方、お口の渇きを感じている方、身体にやさしいものを選びたい方は、ノンアルコール・殺菌剤無添加の製品を

■ アルコールや殺菌剤を使わなくても、「保湿」を重視したマウスウォッシュで乾燥を防ぎ「口内の細菌バランスを整える」ことで、効果的な口腔ケアが可能

いかがでしたか?長く続けるためには、自分に合った製品を選ぶことが大切です。ぜひ今回のヒントを参考に、成分にも注目して色々なマウスウォッシュを比較し、選択してみてください!

監修:口腔ケア指導士N
2018年コアフロント入社。“本当にお薦めできる” オーラルケア・スキンケア製品を医療機関や卸業者へ紹介している。歯科関係者と直接話をする機会も多く、そこから得た情報や知識を活かし記事を執筆。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事